MagWiper Standard MW-10000 ※終了商品(生産・販売・保守・修理)
磁気記録消去装置 MagWiper MW-10000 製品概要
磁気記録消去装置 MagWiper MW-10000は、ハードディスクやバックアップテープ、フロッピーディスクなどの磁気記録メディアのデータを瞬時(0.1秒)に磁気でデータ消去(HDDなどのデータ破壊)する磁気データ消去装置です。※蓄電時間の約20秒を除く
強磁気でデータ消去/破壊を行うため、あらゆるハードディスク、テープ等の磁気記録媒体に対応。IDE・SCSI等インターフェースを選ばず、故障したハードディスクでも、データを一瞬(100分の1秒以下)で消去/破壊します。またコンピューターの機種、OSにも依存しません。
従来の磁気記録消去装置では、個々の消去メディアにどれほどの磁界が照射されたか判断がつかず、社内においても基準を定めにくかったことを考慮して、今回業界初となる「発生磁界の強さ」を目視することができるように磁力数値確認機能を搭載しました。※業界初
磁気メディアの磁気消去の瞬間と、発生磁界の数値表示(10000エルステッドを超える磁界発生で安定して消去していることを確認できます。)
インタフェースに依存せず、物理的に起動しないハードディスクはもちろん、磁性体を利用するデジタルテープなどさまざまな磁気記録メディアのデータ消去に最も有効な手法として、磁気消去装置は一般的に利用されています。
磁気瞬間データ消去による、データ完全消去は大量のハードディスクの消去処理が短時間で行え、情報漏えい対策 にとても有効な商品です。
磁気記録消去装置 MagWiper MW-10000 の特長
特徴 1磁力数値確認機能を搭載 ※業界初
磁束密度計が装備されているため、完全消去に必要な磁束密度が確保されていたかどうかを 目で見て確認できます。
特徴 2磁界発生確認フラッシュ機能
消去時(ERASE)はLEDランプが点灯し、磁界が発生したことを視覚化します。
特徴 3異常アラーム機能
磁束密度が一定数値以下になると警告LEDでお知らせします
特徴 4安全設計(身体健康安全面)
フロントカバーおよび筐体にもシールドを施しているため、安心してご利用できます。 注)本製品によりデータ消去されたハードディスクや磁気記録メディアのデータを復旧することはできません。(サーボ信号も消去するためハードディスクや一部サーボ信号が記録されている磁気テープの再利用はできません)
特徴 5MFM(磁気力顕微鏡)測定結果
2.5インチ・ハードディスク HTS545050B9A300モデル(HGST社製)
磁気記録消去装置 MagWiper製品仕様
商品名 | MagWiper Standard |
---|---|
型名 | MW-10000 |
消去対象
磁気メディア |
ハードディスク(3.5インチ(厚型含む)/2.5インチ/1.8インチLTO、DAT、DLT、CMT、9940、3592、FD 他 |
ハードディスク
対応記録方式 |
面内磁気記録方式(長手) |
蓄電時間 | 20秒 |
データ消去時間 | 0.1秒 |
発生磁界 | 800 kA/m(約10000 Oe) |
電源仕様 | AC100V 50/60Hz |
定格消費電力 | 160W |
外形寸法 | 150(W)×276(H)×382(D)mm |
メディア挿入可能寸法 | 35(W)×115(H)×140(D)mm |
質量 | 12.3kg |
動作環境 | 5~40℃、湿度75%以下(結露なきこと) |
付属品 | AC電源ケーブル、取扱説明書 |
製品外観 |