ファンは回るのにパソコンが起動しないのはなぜ?原因と対処法

パソコンの起動ボタンを押しても画面が暗いまま…。
ファンは回っているのにパソコンが起動しない…。
そんな症状で困った経験はありませんか?
今回は、パソコンの電源ボタンを押しても、ファンが回るだけで起動しない場合の原因と対処法を紹介します。

考えられる3つの原因と自分でできることとは?

今回は、パソコンを開けて対処する方法を紹介します。
パソコンの部品は精密機器なので、静電気でも壊れる可能性があります。
作業の前には、体に溜まった静電気を放電するなど、静電気対策をしてから作業を行いましょう。
また、パソコンの扱いに慣れていない場合は、自分で対処せずに後述するデータ復旧の専門業者に依頼することをおすすめします。

【熱暴走】ファンのホコリなどの掃除を

考えられる原因の一つに、熱暴走があります。
ファンは、パソコン内部の熱を冷却するための部品ですが、空気と一緒にホコリも取り込んでしまいます。
ファンにホコリが溜まりすぎると、冷却効率が落ちて熱がこもり、パソコン内部の部品が熱暴走を起こす可能性があります。

使用中のパソコンがデスクトップパソコンであれば、本体のカバーを開け、内部のホコリをエアダスターや、ピンセットなどを使って掃除しましょう。
ノートパソコンの場合は、分解せずにファンの通風孔部分に溜まったホコリや汚れを取り除きます。

パソコン内部のホコリの掃除をするときは、以下の注意点に気をつけて行ってください。

  • パソコンの電源を切り、電源コードを抜いておく。
  • ファンのホコリを取る際は、優しく手で押さえて行う。

掃除をする際、ファンを強く手で押さえると軸がずれて故障の原因になります。
優しく押さえながら、ホコリを取り除いてください。

【電気が溜まっている】電源コードなどを抜いて完全放電

パソコン内部に溜まった不要な電気が原因で、起動しなくなったり、動作が不安定になったりすることがあります。 以下の手順で、放電を行ってください。

デスクトップパソコンの放電
  1. パソコンの電源を切り、電源コードを抜いておく。
  2. そのまま10分ほど放置する。
ノートパソコンの放電
  1. パソコンの電源を切り、電源ケーブルとバッテリー(着脱できる場合)を抜いておく。
  2. そのまま10分ほど放置する。

パソコンの放電には、メモリの抜き差しを行うのも効果があります。 しかし、メモリの脱着をしたことがない方や自信のない方は、無理にメモリを外して放電を行う必要はありません。 外し方がわからず無理やり外すと、メモリが傷ついて症状が悪化する可能性もあるため、注意してください。

デスクトップパソコンのメモリ抜き差し
  1. パソコンの電源を切り、電源コードを抜いておく。
  2. 側面パネルを外す。
  3. メモリの両端についているレバーを同時に横に倒し、メモリを外す。
  4. 外れたメモリを再度挿し込む。
ノートパソコンのメモリ抜き差し
  1. パソコンの電源を切り、電源コードとバッテリーを抜いておく。
  2. 裏面のメモリが入っているカバーを外す。
  3. メモリの両端についているアームを同時に外側に開き、メモリを外す。
  4. 外れたメモリを再度挿し込む。

【BIOSのトラブル】マザーボードのデータを消すCMOSクリアを

BIOSとは、「Basic Input Output System」の略でバイオスと読みます。
OSの起動や周辺機器の制御に関わる重要なプログラムで、電源が入ったときに最初に起動するものです。
このBIOSにトラブルが起きている可能性があり、CMOSクリアをすることでパソコンが起動できる可能性もあります。特に、以下のような操作をした後にパソコンが起動しなくなったときには有効です。

  • BIOSの設定変更ミス
  • パソコン構成の変更
  • BIOSアップデートの失敗
  • 停電や過剰電荷によるCMOSエラー

CMOSとは、マザーボード(基盤)についているチップのことで、BIOSのデータがすべて記憶されています。
そのBIOSの設定・データをすべて初期化してしまうことを、CMOSクリアといいます。

CMOSクリアは、パソコンを開いて内部にあるマザーボードについている電池やジャンパ、ランドなどのCMOSクリア用端子を操作して行うものです。
CMOSクリアを行うには、専門的な知識が必要です。パソコンの扱いに慣れていない方は、自分では行わずに、メーカーに問い合わせをしてください。
誤って傷つけたりしてしまうと故障の原因になります。

修理が必要な症状は?メーカー・専門業者に依頼すべきケースとは

パソコンが起動しないトラブルの原因として、他にも下記のような場合が考えられます。

  • HDD(ハードディスク)の不具合
  • メモリの不具合
  • ウイルス感染

パソコンが起動しないトラブルの原因や対処法について、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
パソコンの電源が入らない・起動しないときに初心者でもできる対処法」記事はこちら

前の項目で紹介したホコリの掃除や、放電は手軽にできる対処法ですが、HDDやメモリの不具合などが起きると、自分で対処するのは難しい場合がほとんどです。
メーカーに問い合わせるか、専門業者に依頼して、不具合の原因を特定し、パーツを取り替えるか、修理する必要があります。

修理に出すときに注意したいのは、どこに依頼するかです。
基本的にはまず、使用しているパソコンメーカーに問い合わせ、状況説明をし、対処法を聞いてみましょう。その際、パソコンの中に、仕事で使うExcelファイルや家族写真など大切なデータがあって、バックアップを取っていない場合は、データの復旧を優先することをおすすめします。
メーカーや修理業者では、多くの場合、修理のためにHDDの中にあるデータを初期化したり、ドライブごと交換したりするので、バックアップを取っていないとデータを全て失う恐れがあります。

パソコンのデータ復旧については、以下の記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
【パソコンのデータ復旧】壊れたパソコンからデータを取り出すには?」記事はこちら

パソコンにトラブルが起き、中のデータを失いたくないときは、「電源をすぐに消す」「何度もオン・オフしない」ことも大切です。
データが消えてしまったり症状が悪化したりする可能性があります。
パソコンに重要なデータがある方やトラブルの対処に自信がない方は、専門の業者に依頼しましょう。

アドバンスデザインでは、高いセキュリティレベルと、データ復旧技術を持った専門のエンジニアが、企業・個人問わず復旧サービスを行っています。
パソコンはもちろん、サーバー、外付けHDD、USBなど幅広く対応しています。

初期診断費は無料ですので、お気軽にお申し込みください。


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