vol.1 後悔する、その前に…バックアップの必要性

2013/03/11

旅先で撮影した写真や動画をはじめ、電子書籍や音楽データ、年賀状の作成に使う送り先のあて名情報、電子メールのデータなど、個人的に保管しているデータは数多くあることでしょう。もちろん、上司に提出する報告書や仕事で使う提案書といったビジネス上の貴重な資料も、皆さんのパソコンの中にはあるのではないでしょうか。

もちろん、個人によってデータの重要度は変わってきますが、HDDなどに保管されているそれらの貴重なデータを安全な状態に保っておくことは、とても重要です。何時間もかけて作った資料が一気に消える、何年もかけて集めた情報が読み出せなくなる、貴重な動画コレクションがもう二度と再生できない・・・経験済みの方はよく御存じでしょうし、未経験の人はこれまで運が良かった方々と言えます。そんなことにならないためにもぜひ行っておきたいのが「バックアップ」です。

バックアップとは、コンピュータに保管されているデータやプログラムを、万一のトラブルから守るために異なる記録媒体に保存し、データの保全を行うことです。でも「そんなに簡単にデータを紛失することもないし、HDDだってそう簡単に壊れないのでは?」と思っている方もいらっしゃることでしょう。しかし、データを失ってしまうというリスクは、実は日常のあちこちに潜んでいるものなのです。

まず、コンピュータは電子レンジや冷蔵庫などと同じ電化製品であり、壊れないということはありません。むしろ故障はつきものであり、必ず起こりうることだと考えるべきです。ノートパソコンなら落としてしまうこともありますし、デスクトップパソコンだってケーブルに足を引っかけてしまい机の上から落下・・・なんていう事故も十分想定されます。もちろん、地震などでパソコンが壊れることも、落雷によるHDDの破壊、急な停電によるデータ破損などで、二度とデータが読み出せなくなってしまうことも考えられます。

普通にパソコンを操作しているときでも、誤って作成したデータを消してしまって後悔した経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。中には、コンピュータウイルスに感染してデータが壊されてしまった方もいるはずです。アプリケーションの再インストール時にも、これまでのデータをすべて上書きして消してしまう、なんてことも普通に起こりうること。そんな万一の事態に備えるべく、データのバックアップはしっかりと行っておく必要があるのです。