パソコンの電源が落ちる原因と対処方法は? 早めの対策でデータ消失リスクを避けよう

パソコンの電源が突然落ちてしまう現象は、パソコントラブルのサイン 。
何度もパソコンの電源が勝手に落ちる場合は、データの消失やHDD(ハードディスク)の故障などを招く恐れがあるため早急に対処しましょう。

本記事では「パソコンの電源がしばしば落ちる」というときのさまざまな原因の見分け方と対処法をご紹介していきます。

原因を確かめるまでに時間がかかる場合に備え、合わせて考えたいのが大切なデータの保全。
パソコンの故障が疑われる場合は特に、早めに対策をとりましょう。
心配な方はDRAJ(日本データ復旧協会)常任理事企業として実績も豊富なアドバンスデザインの無料診断へご相談ください。
パソコンのトラブルに関するお問い合わせも受け付けています。

DRAJ(日本データ復旧協会)とは、データ復旧業界の健全化を目的とした団体です。
「HPにて正しい情報提供を行い、事実に反する事柄を掲載していないこと」や「顧客に対し常に誠意を持って接し、虚偽による勧誘を行わないこと」などの入会会則を定めています。

パソコンの電源が落ちる原因はさまざま。症状別対処法とは?

作業中にパソコンの電源が急に落ちるとビックリしてしまい、ついデータが心配で再起動を急いでしまいます。
でも少し落ち着いて、まずは何をしたときに電源が落ちたのかを思い出してみましょう。
電源が落ちる原因としてはさまざまな可能性が考えられます。
次に紹介する症状別対処法を参考にチェックしてみてください。

原因によっては簡単に自分でできる対処法もあります。
しかし、無理に自分でやろうとしてパソコンの症状を悪化させたりデータを破損してしまったりする場合もあるので、判断や対策が難しい場合は速やかに専門家に相談しましょう。

原因が電源トラブルの場合の症状例と対処法

パソコンが急に落ちたら、まず電源周りを確認しましょう。
意外と多いのが、「コンセントが外れていた」「コネクタがきちんと刺さっていなかった」など、初心者に多い単純ミスです。
延長ケーブルの断線や、タコ足配線・バッテリーの消耗などが原因の電力不足も考えられます。
動画編集などを行うときに消費電力が供給電力を上回ったための電力不足によってシャットダウンがおきることもあります。

症状例
パソコンを起動して一定の時間がたつと落ちる
対処方法
次の点を確認します。
  • ディスプレイの電源が一定時間後に切れる設定になっていないか
  • ACアダプタ、ケーブル類やコンセント・コネクタは正しく接続できているか
  • 延長コードは断線していないか
  • ノートパソコンの場合はバッテリーが消耗していないか

一定時間後にディスプレイの電源が落ちる場合は、不具合ではありません。
設定画面の「システム」を開いて(Macの場合は「システムの環境設定」)設定の変更・解除ができます。

いくつもの機器をつないだ延長コードや電源タップのタコ足配線は、電気の供給が不安定になって電源が落ちる原因となることがあります。
もし延長コードを使っていたら、壁のコンセントに直接パソコンの電源を接続してみます。
延長コードが原因だった場合には、これで解消します。

コンセントから直接電源を取っても解決しない場合は、電源ケーブルやパソコンの電源が原因と考えられます。
電源ケーブルであれば新しいものに交換することで解決しますが、パソコン内部の電源に問題があった場合、自分で部品交換を行うとメーカーの保証対象外になることが多いためご注意ください。

ノートパソコンの場合は、バッテリーの交換で解決することもあります。バッテリーを外し、ACアダプタだけを接続した状態で起動ができた場合は、バッテリーを交換しましょう。
一般的にノートパソコンのバッテリーは、2年~3年で寿命を迎えるといわれています。

原因が熱の場合の症状例と対処法

パソコンは、内部で熱が発生するため、冷却パーツとファンの作動で排熱をしています。
何らかの理由で排熱ができず内部が高温になりすぎると故障を防ぐために強制的にシャットダウンします。
CPUへの負荷が大きいゲームをよくプレイするときも熱が問題になることはしばしばあります。
電源が落ちるとき、同時にパソコン本体がかなり熱くなっていると感じる場合はファンなどの機能の不具合が考えられます。

症状例
  • パソコンを一定時間使っていると電源が落ちる
  • 電源が落ちてからしばらくたつと使えるようになる
  • パソコンに負荷がかかる作業をすると熱くなり、電源が落ちる
  • 暑い環境でパソコンを使うと落ちる
対処方法
パソコン内部からの放熱が妨げられていないか、以下の点を確認します。
  • 排気口が物や壁で塞がれていないか
  • 冷却ファンがきちんと作動しているか

パソコンの排気口の位置を確認し、熱の排出がさえぎられていないか確認してみましょう。
冷却ファンが正常に作動していない場合、起動後に「ファンが正常に動作しません」のアラート表示が出ることもありますが、出ない場合もファンに不具合が生じている可能性があります。

パソコンが熱くなってしまうときはハードウェアのチェック、クリーニングなどの対策が必要となり、デスクトップであれば慎重にケースを外して確認することも可能です。
しかし、ケースを外すとメーカーの保証対象外となってしまう場合、自分で行えない場合、ノートパソコンの場合はメーカーや専門業者へ依頼しましょう。

原因がソフトウェアの場合の症状例と対処法

ソフトウェアが原因で、フリーズしたり電源が落ちたりすることがあります。
典型的なのは、世代が古いパソコンで3Dグラフィックを多用するソフトウェアやゲームを立ち上げて、CPUに負荷がかかりすぎてしまい、システムがダウンするケース。
特定のソフトウェアが原因となる場合のほか、複数のソフトウェアが競合して症状が出る場合もあります。

症状例
  • 特定のソフトウェアをインストールしてから電源が落ちるようになった
  • 特定のソフトウェアを立ち上げようとすると電源が落ちる
対処方法
原因となっているソフトウェアが最新版のものになっていない場合は、アップデートするか、パソコンからアンインストールします。
また、設定済みであればWindowsなら「システムの復元」、Mac OSでは「Time Machine」機能を使って、パソコンがトラブルを起こす前の状態に戻すことも可能です。
事前にWindowsは復元ポイントを、Mac OSはTime Machine機能を有効にしておくようにしましょう。

原因がハードウェアの場合の症状例と対処法

いずれかのハードウェアに集中して電力がかかることで、全体の電力が低下しパソコンの電源が落ちることがあります。
また、HDD(ハードディスク)やメモリなど各部に不具合が生じて電源が落ちることもあります。

症状例
  • 異常な動作音がしてからパソコンの電源が落ちる
  • OSをアップデートしてから電源が落ちるようになった
  • 電源が落ちてからすぐに再起動される
対処方法

電源が落ちる原因となっているのがどのハードウェアなのか見極める必要があります。
まずは外付けハードディスク、ディスプレイ、プリンターなどの周辺機器をすべて取り外して起動してみます。
問題なく使える場合には、周辺機器を一つずつ接続しながら原因となっているハードウェアの特定をしていきます。
周辺機器をすべて取り外して起動しても電源が落ちてしまう場合は、パソコンの故障と考えられるので、メーカーまたは専門会社に相談しましょう。
修理では内部の確認や故障した部品の交換などでかなり費用がかさむこともあります。

OSをアップデートしてから落ちるようになった場合は、周辺機器とOSの相性の悪さに原因がある可能性もあります。
OSと周辺機器をつなぐドライバーが最新のものになっているか確認し、なっていなければ更新しましょう。

原因がパソコン内部のホコリの場合の症状例と対処法

ホコリはパソコンの大敵。パソコン内部のファンが回ることで熱を持った機器を冷却していますが、空気と一緒に吸い込まれたホコリが各部に付着・蓄積して接触不良や排熱の妨げとなり、電源が落ちる原因となることがあります。

症状例
  • パソコンが突然立ち上がらなくなった
  • パソコンを一定時間使っていると電源が落ちる
  • 電源が落ちてからしばらくすると使えるようになる
  • パソコンに負荷がかかる作業をすると電源が落ちる
対処方法

パソコン内部のクリーニングを行います。
デスクトップであればケースを外してエアダスターなどで注意深くホコリを除去することが可能です。
しかし、ケースを外すとメーカーの保証対象外となってしまう場合、自分で行えない場合、ノートパソコンの場合はメーカーや専門業者へ依頼しましょう。

原因がウイルスの場合の症状例と対処法

今まで紹介した項目に当てはまらない場合、ウイルス感染している可能性もあります。

症状例
  • パソコンの電源が落ちて勝手に再起動を繰り返す
  • 動作が重くなる
対処方法

ウイルス対策ソフトで感染をしていないかスキャン(診断)でき、除去できます。詳しい方法は以下の記事を参照してください。
パソコンの電源が入らない!ウイルス感染の疑いがある場合の対処法

メールやインターネットの利用以外に、USBメモリなどの外部機器からもウイルス感染は起こります。
日ごろから信頼できるウイルス対策ソフトを使用するようにしましょう。

原因がわからない場合はできるだけ早く専門家に相談

対処法を試しても電源が落ちる原因を特定できない場合や、自分で確かめることが難しい場合に、そのままパソコンの使用を続けているとさらに不具合が生じたり、大切なデータが消失したりする恐れがあるので、できるだけ早く対策をとりましょう。

対処方法
  • パソコンの各メーカー相談窓口に相談する
  • その他の専門業者に相談する

アドバンスデザインでは、パソコンの電源が落ちるなど、パソコンのトラブルに関するご相談も無料で受け付けています。
トラブルが解決しないときは、DRAJ(日本データ復旧協会)常任理事企業として実績も豊富なアドバンスデザインの無料相談サービスにお気軽にご相談ください。

メーカーや専門業者に相談の結果、パソコンの修理が必要となった場合は、大切なデータを事前に取り出して保存する必要性も出てきます。
本記事内「パソコンの修理が必要となった場合 」を参考に手順をすすめましょう。

「起動ができない」などの深刻なケースの場合は

「パソコンの電源が突然落ちてしまったまま再起動ができない」「Windowsが立ち上がらない」といった、さらに深刻なトラブルについて紹介します。

パソコンの電源が入らない・起動しない

パソコンの電源がまったく入らないとき、まずとき、まずコンセントや電源ケーブル周りの接続をチェックしましょう。冒頭の「電源トラブルの場合」を参考にしてください。

パソコンに電源が入らない原因のひとつに、長時間の使用で電気が溜まってしまう帯電という現象があり、放電を行うことで復旧する場合もあります。
コンセントを抜き、周辺機器を取り外し、バッテリーが着脱式のノートパソコンの場合はバッテリーも外した状態で、5分ほど置いた後に再度電源を入れてみてください。

放電の方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
パソコンが起動しないときは放電してみよう!初心者でもできる放電のやり方

パソコンの電源は入ってもOSが起動しない

このケースではHDD本体の故障が考えられます。
この状態で何度も再起動を繰り返すのはデータの消失を招く恐れがあり危険です。
速やかにメーカーや専門業者へ調査・修理依頼をしましょう。

Win10を使用している方は以下の記事も参照してください。
Windows 10でパソコンが起動しないときのトラブルシューティング

パソコンの電源が入らない場合の対処法は以下の記事でも紹介しています。
パソコンの電源が入らない・起動しないときに初心者でもできる対処法

起動中にブルースクリーンエラーが起こる

パソコンのモニター画面がブルーになり白字でエラーコードが表示される現象を「ブルースクリーンエラー」と呼びます。
Windowsの起動中にこのブルースクリーンエラーが起こる主な原因は、HDDやメモリ、ソフトウェアの不具合などが考えられます。

ブルースクリーンエラーが起きたら、エラーコードに沿って対処します。
エラーコードの意味や対処法、注意事項については「パソコンが突然ブルースクリーンに!その原因と対処方法 」を参照してください。

パソコン修理が必要となった場合、データ保全についても必ず確認を

思い当たる対策をしても解決できず、いよいよパソコンが故障したかもしれないとなったときは、以下の対処法となります。

  • 保証期間内であれば、メーカーへ調査や修理を依頼
  • 保証期間外であれば、有償修理またはパソコンの買い替えを検討する

修理依頼をする場合、パソコン内部のデータがどうなるのか、必ず確認をしてください。
多くの場合は内部のデータが保全されないため、当社のような専門のデータ復旧会社に依頼し、事前にデータを取り出してからパソコンの修理依頼をします。

修理はあきらめて新しいパソコンを購入する場合にも、故障したパソコン内部のデータはできるだけ早めに復旧して別のハードディスクなどに保存する必要があります。

DRAJ(日本データ復旧協会)常任理事企業として実績も豊富なアドバンスデザインでは初期診断無料、最短納期2日~(※)、キャンペーン対象であれば2万円の定額でデータ復旧サービスを提供しています。
※緊急対応が必要な場合は「緊急復旧サービス」が利用可能です。

詳しくはサービスの詳細をご確認ください。
アドバンスデザインのパソコンデータ復旧サービス

また、パソコンの電源が落ちたことで、大切なデータがなくなってしまったときや、パソコンのトラブルに関して困りごとが生じた際にはお気軽に、そしてお早めにご相談ください。

パソコンの調子が悪くなると一番心配なのが「パソコンの電源が落ちた際の作業中のデータファイル」です。
残念ながらほとんどの場合は作業中のデータは消えてしまっています。

そのため、日ごろから
  • こまめにデータを保存する
  • パソコン内だけでなく外付けHDDやクラウドストレージなどに保存する
ということを習慣づけておきましょう。

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